小笠原 天気予報

081217-1:企画のたてかた

芝村> あ。かくたさんだ (12/17-16:51:08)
かくた> こんばんは、おつかれさまでございます>芝村さん (12/17-16:51:13)
かくた> はい、かくたでございます(w (12/17-16:51:29)
芝村> お疲れ様ですー。お。なんかゲームアイデアが浮かぶな。 (12/17-16:52:29)
かくた> いいですねえ、また新しいゲームですか(w (12/17-16:54:01)
かくた> Aの魔法陣だけでも、まだまだ遊びきれないですけれど、楽しみです(w>新しいゲームのアイデア (12/17-16:54:45)
芝村> いやまあ、毎日ゲームアイデアは浮かぶんですけどね。まあ、アイデアは水道みたいなもんですから。 (12/17-16:55:22)
芝村> 捻れば出て来る水とアイデアですわな (12/17-16:55:33)
涼原秋春> おおー>水道のごとくアイディアが (12/17-16:55:52)
芝村> いや。アイデアなんてものはね。本来は無限に湧き出るもんなんだよ。どんなものでも。 (12/17-16:56:36)
かくた> 溜めたり、混ぜたり、配分したりしないとうまく生かせないのも同じですね(w>水とアイデア (12/17-16:57:21)
芝村> 難しいのは、役立つアイデアを適切に出すことだ。 逆に言えば、アイデア出すだけなら (12/17-16:57:02)
芝村> 30分も俺が教えれば、Bクラスの企画者になれるよ。 (12/17-16:58:42)
芝村> #もちろんB級の企画者で食っていけるかというとそう言うわけではない。 (12/17-17:00:29)
かくた> ははは、確かに(w (12/17-17:00:48)
かくた> それでも、30分で企画者になれるなら、便利そうですね>芝村さんメソッド (12/17-17:03:22)
かくた> 特に、マイル坂を登るのに、新しい企画が欲しいみなさまにとっては(w (12/17-17:04:33)
萩野むつき> 役に立つアイディアとただのアイディアは違いますねえ… (12/17-17:00:53)
かくた> ただのアイデアでも、数があれば、いくつも組み合わせて、そのうち良いアイデアになるかもしれませんよ>むつきさん (12/17-17:06:32)
芝村> なるほど。じゃあ、少し、話しましょうか。mixiの日記代わりにでも。 (12/17-17:06:32)

芝村> まず。企画とは何かを教えないといけないね。 (12/17-17:10:20)
芝村>  企画とは、身体を通るもので、その点、空気や水、食べ物と同じなのさ。 (12/17-17:12:00)
芝村> 思考もその一つ。企画は思考の一形態だ。 (12/17-17:12:18)
芝村> 企画を難しく考える人は、流れて身体を通るものと言う、イメージが出来てない。 (12/17-17:14:16)
芝村> まずはイメージすることだ。企画は目や耳から入れて、口や指先から出す。 (12/17-17:14:39)
かくた> なるほど>流れて身体を通るものと言う、イメージが出来てない (12/17-17:14:40)
芝村> 問題は、何を身体に入れて、何を身体の外に出すかだ。 (12/17-17:15:52)
萩野むつき> イメージすること、はい。 (12/17-17:16:00)
芝村> 口から出たのが臭いのとか毒だと困るだろう。そこそれ。企画で重要なのは、どんなものがあればいいかと考える力だ。 (12/17-17:16:31)
芝村> 自分の口から出るおいしいものを人が喜んで食べると思うかい? (12/17-17:17:51)
かくた> いくら美味しくても、さすがにそれは(w (12/17-17:18:59)
高原鋼一郎> あんまり食べたくはないなあと思います (12/17-17:19:14)
萩野むつき> うーん、ですねえ; (12/17-17:19:23)
芝村> まあ、大抵はいいえ。だわな。 俺なら美少女の口から出たものでもやだね (12/17-17:19:33)
芝村> そうそう。筋がいい。口から出たものを他人が食べるかどうかについて、今お前さんたちは”自分なら”と想像した。 (12/17-17:20:35)
芝村> 企画の真髄は、思いをめぐらすことだ。それはとりあえずは、自分なら。で、いい。 (12/17-17:23:49)
芝村> では、どんなものから、おいしいものがでたら、嬉しいだろう。ゲプッゲプッと音がする厨房から、カレー出てきたら、どうだい? (12/17-17:24:48)
高原鋼一郎> 怪しすぎる以前に近寄りたくないですねw (12/17-17:25:10)
芝村> そうそう。いいセンスしてる。 (12/17-17:25:56)
久珂あゆみ> 包丁のとんとんって音がする台所から湯気とともに しろいごはんとみそしるが (12/17-17:25:58)
芝村> チンという音がしてカレーが出てきても、嫌だよなあ。 (12/17-17:26:14)
萩野むつき> それなりのシュチュエーションが揃った所がよいですね、厨房や、料理する人が分かる様な… (12/17-17:27:16)
高原鋼一郎> まあチンするところが見えて、何をチンしてるかにもよります (12/17-17:27:33)
高原鋼一郎> (時間がないときに野菜をチンして火を通す男) (12/17-17:27:45)
芝村> まずは、自分が欲しいシチュエーションを考えるといい。たかとよ。お前。それどんな人に作って欲しいかい? (12/17-17:27:37)
久珂あゆみ> もち晋太郎さんに(笑 (12/17-17:27:55)
久珂あゆみ> =好きな人や親しいひとですね (12/17-17:28:11)
芝村> 高原。お前はそういう理由で、チンをある程度許せるだろう。では少し。自己を拡張しようか。 (12/17-17:28:57)
芝村> おまえほど料理しない奴ならどう思う? (12/17-17:29:11)
高原鋼一郎> まあ、チンって何をチンしたんだ。料理チンはちょっと手抜きじゃね?とか思うかと (12/17-17:29:54)
芝村> たかとよ、晋太郎はお前だけのものだから、次は自己を拡張しないといけないといおうとしたら、もういっとるな。そうそう。筋がいい。 (12/17-17:29:49)

芝村> さて、思いをめぐらせば、色んな。あれやこれやがでてくるわな。これらはメモしないといけない。これらをメモしつつ、 (12/17-17:30:03)
芝村> 続いて自分という特別な事情から、一般的な存在がどう思うかを、考える。 (12/17-17:31:24)
芝村> 最初は自分のことでいいんだ。自分の好きな事が特殊でもいい。何故なら次にみんなはどうかと考えるからだ。 (12/17-17:32:19)
芝村> いろんなことを同時に考えるから口や指から変なものがでてくるんだ。食べ物を消火する時も臓器が順番に動くわな。同じこと。一つづつ、考えるといい。 (12/17-17:33:22)
芝村> 晋太郎が朝食作ってくれたらいい→乙男(オトメン)でイケメンが料理作るお店 なんてものがあったらそれで企画は成立しうるんだよ。 (12/17-17:34:52)
久珂あゆみ> 小料理晋太郎ですね 家から生えてます(笑 (12/17-17:35:16)
芝村> それは高原が考えた結果としてチンとかが聞こえない。あるいは厨房が何をしているのかが見えやすいレイアウトなどが、ありえる。 (12/17-17:35:47)
芝村> 今、お前たちがそれぞれ言ったものが、もう大小はあれど、企画なんだよ。 (12/17-17:36:21)
かくた> 以前芝村さんがお話しされた、ズーム&ダイブや、具体性と抽象性についてにも、通じるようなお話ですね>最初に自分、それからみんな (12/17-17:36:36)
久珂あゆみ> なるなる ガラス張りにして 作ってる人の顔がみえてもいいわけですね(自宅仕様だと対面キッチンですね!) (12/17-17:37:12)
芝村> あとはそれを、うまく要約できれば、いい。 お店屋さん、食べ物やさんというだけでは相手には伝わらない。いいところを、要点押さえて説明する内容を考える。 (12/17-17:37:14)
芝村> そうそう。そういう思いをめぐらす力をつかうと、なぜそれがそうなっているのか、見え始めるようになる。 (12/17-17:38:29)
芝村> その見え始める力と言うのが、もののよしあしを見る力だ。あれば、損する可能性は低くなるし、危険を引き当てる可能性も減る。 (12/17-17:40:07)
芝村> さて。今の手法をまとめると。流れをイメージして、情報入力して、自分なら、どんなものがいいかを考えて、次に一般化して、最後に要約する。 (12/17-17:41:54)
芝村> 最初の情報入力だけ、俺が手伝ったけど、割かし簡単にできたでしょ? (12/17-17:43:07)
芝村> ちゃんとメモしてれば、大抵数分で企画はつくれる。もちろん、他人がもうやってるのが多いかもしれないがね。そこはそれ、いいんだ。言い方を変えるとお前たちと先人は同レベルと言う、ただそれだけだから。 (12/17-17:44:19)
芝村> ついでに本質的には企画は同じでもいいんだ。俺のように使い手を酷く選ぶようなナーバスだったり、極端に変な事にこだわらないでいい。 (12/17-17:45:59)
芝村> どちらか言えば。問題なのは、タイミングなんだよ。100年前も今も自転車と言う企画はあった。 (12/17-17:47:45)
芝村> でも、100年前の企画と、今の企画じゃ、意味も違えば客も違う、使い方すら違うかもしれない。 (12/17-17:48:18)
かくた> なるほど (12/17-17:49:01)
芝村> 人の生活は日々変化してて、本質的には”企画がどうだって、そんなの関係ない” 企画を出すほうの考えなんて、客にとってはどうでもいいんだ。 (12/17-17:49:21)
涼原秋春> その企画を提出するタイミングで、同じものでも売り出しかたを変えないといけないんですね (12/17-17:49:51)
芝村> だからこそ、今、教えた。思いをめぐらし、人が欲しがるものや、いいなと思うものを考えなさい。 (12/17-17:50:09)
萩野むつき> その辺は、常に自分の目と耳をすましていないといけませんねえ… (12/17-17:50:23)
芝村> ゲームでも食べ物でも同じ。大切な事は、出発は独りよがりかも知れないが、最後は皆のことを考える、その行為だ。それが分りやすく要約されていれば、言うことはない。 (12/17-17:51:05)
芝村> いいね。たとえ30分企画者でもB級企画者でも、企画者は企画者、だから考えるのは自分だが、それ以外は他人という視点を忘れてはいけない。 (12/17-17:52:23)
久珂あゆみ> はい。こんな商品あったらいいなーから作られるものはたくさんありますしね (12/17-17:52:29)

芝村> さて。では情報入力の仕方を教えよう。これもまた実に簡単だ。 (12/17-17:53:05)
芝村> いいかい。教えるよ。大抵教えると、ぶぶっと笑えるが、ここまで有効な手も、なかなかない。 (12/17-17:53:57)
芝村> まず、どんなものでもいい。出来れば自分の好きなものがいいが、もちろん目に入った手近なものでもいい。それを。単語で言ってごらん。 (12/17-17:55:29)
芝村> クリスマスとか。天丼とか、バーベルとかなんでもいい。 (12/17-17:57:10)
芝村> で。あなたはそれのセールスマンだ。 (12/17-17:58:49)
藻女> 洞窟 (12/17-17:56:48)
萩野むつき> メカ…   orz(カールと言えとか思った) (12/17-17:57:25)
高原鋼一郎> 猫 (12/17-17:57:29)
久珂あゆみ> ドラゴン  (晋太郎さんっていっていいのかと 以下略) (12/17-17:58:20)
かくた> コーヒー (12/17-17:59:16)
芝村> ほら。もうあとは同じだ。自分なら、からはじまる一連の流れをやっていきなさい。 (12/17-17:59:39)
芝村> それで、企画は出来る。 (12/17-17:59:44)
芝村> 洞窟をどう売るか。どんな洞窟なら自分は利用してお客さんは来るか。 (12/17-18:03:34)
芝村> 考えるだけでゲームだか、TRPGのシナリオになりそうじゃないか。 (12/17-18:03:54)
芝村> コーヒーならダリーズコーヒーを越えられるかも知れない。 (12/17-18:04:14)
芝村> で、そんな風にお手軽なものなので、企画は目が見えてる限りは蛇口の水と同じで無数に企画が出せるんだよ。 (12/17-18:05:01)
芝村> プロの場合はその先にたくさんの資料やデータをつかったり、あるいは具体的にお客を思うであるところのマーケットリサーチをするけど、基本は同じだよ? (12/17-18:06:28)
芝村> レッツトライ。以上説明終わり。 (12/17-18:09:22)

芝村> いや、ありがとう。おかげで簡単気楽にコラムが出来た。 (12/17-18:11:45)
かくた> お忙しいところを、ありがとうございました>芝村さん (12/17-18:12:13)
芝村> じゃ、おちまーす。20時からせいかつげーむなんじゃよ (12/17-18:15:11)

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