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・避け藩国の森国人
【外見】
外見はやせぎすで、ひょろっとした体格。一様にとがった長い耳と長い髪、そこそこ見られる整った顔立ちを持つ。遠目では男女どちらも女性のように見えるが、しっかりと性別の違いがある。森国人男性を女性と間違えて声をかけた場合、たいていぶっ飛ばされるのでうかつにナンパしないことをお勧めする。服は森で捕らえた獣から加工した、多種多様な革製の服を着ている。これはアッチこっち避けまくるため、木綿や絹より切れにくく頑丈な革の服の法が適しているためだとか。また、そうしてできた革製品は他国にも輸出するなど、貿易品や名産品としても利用されている。

【性質】
森国人は他にもたくさんいるが、避け藩国に限定すると、彼らは総じて、他の能力を圧倒するほどに突出して避けスキルが高い。それは他国の人々から『ありとあらゆるものを避けるのが奴らの性分』と言われるほどで、実際、『生まれてまもなくの彼らが最初にすることは、母親が差し出す哺乳瓶を避けることだ』という、妙なたとえ話が残されているくらいだ。ただし、たまに避けちゃいけないものまで避けてしまい、へこむこともあるとかないとか。

【生活習慣】
深い避け森の中で暮らしているため、日の出と共に起床、日の入りと共に就寝、というのが基本的な生活体系だが、森そのものがいろんなものを避けるため、国民たちは朝起きたらまず自分がどこにいるかを確認することから、一日が始まる。そのあとは、王猫ガミッチ様が考案されたという「避けラジオ体操」だ。国民たちの挨拶は「よい避けを」が基本。

【嗜好】
基本的にお祭り騒ぎが大好きで、何かしらの理由にかこつけてお祭りを始めてしまうことが多い。主に行われるのは「避け森バイクレース祭」。これは避け森にバイクで突っ込み、木々を避けて走り抜けるという風変わりなレースで、それぞれが持つ避けスキルを更に高める訓練も兼ねている。このほか、突発的に「避けアイテム祭」も開催される。これは、こねかけのうどん粉、傷んだオレンジ、つぶれかけのトマト、腐ったきゅうり、別れた彼女への恨みなど、ぶつけられたら嫌なものを持ち寄って全力で互いに投げあい、避ける祭りだ。

【特性】
瞬間的な体力、腕力にはとんと縁がないが、そのかわり集中力は高く、頭脳は明晰で主に学問、政治面で真価を発揮する。はずなのだが、たいていいろんなことを避けてしまう。本当はまじめにやれば名のある医者、政治家、星見司、理力使いなどになれるのかもしれない。元来、手先が器用で根気強く、1つの作業を延々と続けても苦にならない性格のため、整備士としても優れた技能を発揮するだろう。持ち前の敏捷性とその粘り強さを生かし、忍者となるものもいる。あ、忍者の場合は適性ばっちりですね。手裏剣とかくないとか避けるから。

Tag: アイドレス 森国人

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