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**ソウイチロー・黒崎は飛行長だったり政治家だったりした男。 [#o844d321]
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のはずが、&SIZE(30){COLOR(Red){女に性転換}};した&size(30){黒崎克耶};
の影響で、生活が&size(30){１８０度転換。};ラブラブしてんのかなんかよくわからない生活を送る
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「…………………」 --思考-- デレる。
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のはずが、&size(30){女に性転換};した&SIZE(30){COLOR(Red){黒崎克耶}};の影響で、
職業が&size(30){１８０度転換。};ラブラブしてんのかなんかよくわからない生活を送る
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いや、&size(40){ &SIZE(40){COLOR(Red){好き}};なんだが
CENTER:「………………………」 --思考-- デレる。
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CENTER:いや、&SIZE(40){COLOR(navy){好き}};なんだが
しかし気持ちとは裏腹に関係は牛の歩みの如く前に進んでいるcolor(red){チキン};とも…
しかし行動とは裏腹に関係は牛の歩みの如く前に進んでいる&SIZE(30){COLOR(Red){ヘタレ}};とも…
乙女とも言われつつ本人は否定を…（ゴホンゴホン！！
size(40){そ れ は と も か く};
CENTER:&size(40){そ れ は と も か く};
そんなソウイチロー・黒崎は全くのＩ＝Ｄに乗れない代わりに白兵戦闘行為で特化。
そんなソウイチロー・黒崎は全くのＩ＝Ｄに乗れない（はず）代わりに白兵戦闘行為で特化。
おおまかに後方で戦闘・治療に回ります。
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／＊／&br;&br;
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肌に馴染んだ瑞々しい風が、夜の優しい感触で駆け抜ける。
王都のある三角州の、内陸側の突端に、二人は佇んでいた。
海へと流れ込む二つの流れを目前にしながら固く手を結び合う。
「……」
「……」
背後には、政庁のシルエットがそう小さからぬ姿で浮かんでいる。
道から外れた、賑わうこともない、静かな一帯。
意識の底には滾々と水音だけが染みてくる。
ぎゅうと黒崎は隣の腕を抱きしめた。
こんなところにも木々は根付いて影を落としていた。
その木陰で二人は寄り添っている。
月光が、目まぐるしく踊る水面の上を明滅している。
昼間の鮮明さよりも、ずっと緩く柔らかな粒子にくるまれて見える世界。
ソウイチローは何の理由も添えずに黒崎の額に口付けた。
「幸せだな」
「はい」
溢れるほどの言葉はない。
溢れるほどの体温が、鼓動と一緒に伝わってくる。
笑顔さえも、交わさない。
穏やかな二つの顔。
夜色に似た黒崎の髪が、ふいと強まった陸風に後ろから押された。
乱れそうになったそれを、そっとソウイチローの左手が、彼女の頭を抱き寄せるように抑える。
すん、と、感じるのは、互いの白衣に付いた薬の匂いで。
その奥に、確かにある、彼の匂い。
「匂うか？」
「あ、ううん。そうじゃなくて」
離れようとしたソウイチローを引き止めつつ、じんわり、微笑みながら答える。
「ただ、ソウイチローさんの匂いだなあ……って」
「なんだ、そりゃ」
おかしそうに笑われる。
その胴に、腕を回して、ぎゅう。
「変な嫁だ」
「いーんです、変でも！」
頭の後ろを、撫でる手つきの嬉しさに。
黒崎は自分の顔が暖かくなっているのを感じた。
「今日はずっと一緒にいましょうね」
青い薄墨の色合いに、染まる世界を前にして。
しんしんと降る月光さえも、挟ませず。
つむる目と目の間に、視線さえも必要とせず。
二人は今日何度目かの口付けを、これまでで一番長く交わし続けた。
／＊／&br;&br;
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一日の始まり。
リネン質の廊下を歩く。
消毒液の匂い。
その中に混じる暖かな香り。
どことなく陽だまりを思わせるその匂いを感じながら、
隣でぴょこぴょこと揺れる猫耳に声をかけた。
患者さんと日向ぼっこ
よけ藩国医療部隊に所属。
いつか個人病院を開く日を夢見て日々医師を務めたり。
にゃんこが大好き。猫耳のついてる子も大好きｖ
「周りの視線が生暖かい。後にしよう。」
戦って、誰かを護ることはできないけれど、傷ついた人を救うこと
失われていく命を止めることはできる。
そう思って日々の仕事を頑張っている
「うん！」
嬉しそうに笑う猫耳。
尻尾までぴん、と天を突いている。
現金な奴だ。
思わず微笑が浮かぶ。
あの頃のような、いや、あの頃以上に湧き上がる暖かな感情。
猫耳に手を伸ばしてそっと触れる。
震える猫耳。
「＊＊＊＊」
思わず口をつく言葉。
決して口にしなかった言葉。
猫耳に触れたまま様子を伺う。
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名医であり治癒師でもある、黒崎克耶の部屋の灯りは遅くまでついている。
他の藩国に較べて医療に力を入れているよけ藩国であっても、
やはり直せない病は存在するもの。
だからこそ、助けられる人は助けたい。
よけ藩国で医療に従事する人々が皆思っていること。
けれども、口には出さないことを、黒崎克耶も同じように思う。
なので、カルテもみるし、悩む。
「ソウイチローさん？」
新しい情報を手に入れるために、他国の医療関係者との情報交換も行い
科学的な方法ではどうにもならない場合は、治癒師の力も使う。
元々素質が合ったのか、それともただの偶然かもしれないが、
高位南国人しかなれないはずの治癒師の力を使えるようになったので、
その力を使うことで、ある程度までならなんでも治療できる。
不思議そうにこちらを見上げる猫耳。
聞こえていなかったらしい。
触れていた猫耳を引き寄せて口付けをする。
科学的ではない、という理由でその治癒師の力を非難する人もいたりする。
だが、「自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、
害と知る治療法を決して選択しない。」という古い古い誓いに従って、
どうやったら人を助けられるか毎日考え中。
「いにゃぁぁぁぁぁぁあ！？」
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一日の終わり、そろそろよけ藩国のみんなは眠る時刻。
でも、まだまだ仕事は残っている。
１人でも多く助けるために、今やれることはあるだろうか、それは何だろうか。
そう考えながら、次のカルテを手にとる。
飛び上がる猫耳。
涙目。
似たような症例が存在しないか、以前のデータとの突合せ。
そして他国との情報交換。
少しでも助ける方法を見つけることができるのなら、自分の疲れなんて大したことじゃない。
「何するん！？」
「油断大敵だ。」
にやりと笑って先に歩き出す。
真っ赤になりながらついてくる猫耳。
あいつには見えないよう少しだけ微笑んで、俺は過去に想いを馳せた
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今日のところは、これくらいにしておくか。
翌日になってからどれほどの時間が過ぎただろう深夜。
医者の仕事は一段落した、いや、したことにした。
俺の仕事が終わったことにしておかないと
これからやろうとする説得は、効果がないだろうから。
机の上には、まだまだ書類が残っているが
こちらは病院でやる必要はない。
自宅でやるか、それとも…そのときに考えるとしよう。
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／＊／
軽いノックの音に、意識が現実に引き戻される。
克耶の部屋へ向かい、ノックをする。
返事が聞こえたのを確認して、ドアを開けた。
案の定、まだ仕事中だったようだ。
「まだ続けていたのか」
「ソウイチローさん！」
椅子から立ち上がり、ぱたぱたと入り口に向かっていく。
あわてるように、こちらにやってくる。
椅子から立ち上がるときに、軽くふらついたのは気のせいじゃない。
「医者が倒れたら洒落にならない」
そう言って、ソウイチローさんは苦笑する。
冗談めかして言ってみた。
「今日はここまでにしておいたらどうだ？」
「まだまだ大丈夫ですよー」
にこにこと答えるけれど、ソウイチローさんは納得してくれなかった。
両方のこめかみをぐりぐりされる。
言葉は元気だが、疲労がにじみ出ている。
まったく、どこが大丈夫だか。
こぶしを握って、克耶のこめかみをほぐしてみた。
「凝りまくりだな」
「にゃー＞＜ 普通そういうときぐりぐりするのは肩とかです」
でもぐりぐりが心地いいので、ふにゃーとなってしまう。
そう言いながらも、気持ちよさげにふにゃふにゃしている。
「まだ終わらないなら、少しは休憩するんだな」
「もうちょっとで終わりますー」
言ってはみたけれど、机の上の書類を一瞥してソウイチローさんは首を横に振った。
克耶の机を見る限り、まだまだ終わりそうにない。
「だめだ」
ばれてるー。
それなら、ちょっと行っておきたい場所がある。
せめて休憩しておかないと、仕事しながら倒れそうだ。
「じゃあ、少しだけ。芽の様子見に行っていいですか？」
世界樹の芽のところなら、散歩代わりにはなるか。
近くとはいえ、暗い中を一人で行かせるわけにもいかない。
連れていくことにした。
／＊／
&br;／＊／
森の一角、世界樹の芽の前でしゃがみこむ。
まだちっちゃい芽だけど。
世界樹の芽、と大層な名前だが、まだ双葉でしかない。
ただ、克耶はこれが気に入っているようで、休憩の度にここに来たがる。
「とっても大きな樹になるらしいですねー」
「らしいな」
その姿を思い描いて、にこにこしてしまう。
育った姿を想像しているのだろう。
目の前の双葉ではなく、ここら一帯を見回しながら微笑んでいる。
「人間も動物たちもみんなゆっくり休めるような場所になるといいです」
手を、少し青く光らせてみる。
話しながら、克耶の手が青く光っていく。
俺にはない癒しの力だ。
「この手は、今のところ体しか癒せないけれど。
この樹が、みんなの心を癒すことができたらいいなと思うんですよー」
ソウイチローさんは、黙って話を聞いてくれてる。
そんなことはないだろう。
克耶が子供たちに好かれているのは、心ごと大切に癒そうとしているからだ。
「ウチはソウイチローさんといられれば幸せだけど」
「ウチだけが幸せじゃだめなんですよー」
両手を、芽のそばにもっていってみる。
暖かで優しい雰囲気が感じられるのは、気のせいじゃない。
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そう言って、両手を芽のそばに持っていった。
克耶と世界樹だけで何か話しているように見えて、少し気にくわない。
話してる内容に免じて、少しということにしてやろう。
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「たくさんの人たちのおかげで、今の自分があるんですよねー」
「その分、ウチもたくさんの人を助けたいんです。」
効果があるのか、それとも意味がまったくないのかはわからないけれど。
森に手を伸ばして、青い光を周りに広げてみる。
青い光に包まれながら、克耶が周囲を見渡す。
「そのために、この力が使えるようになったんだと思うから」
よけ森が、世界樹が、もっともっと元気になるように祈りをこめて。
純粋に、ただ癒しを願う心。
この心を守っていけたらと思う。
／＊／
さて、と。
立ち上がって、ソウイチローさんの方に振り返る。
克耶が立ち上がってこちらを振り返る。
「休憩終了ですー。きりのいいところまで進んだら休みますね」
「ほんとか？ ちゃんと休むんだぞ」
「はいー」
病院に戻って自室のドアを閉めるときに
ソウイチローさんも仕事部屋に入っていくのが見えた。
今夜の仕事は、もうちょっとだけ。その後はちゃんと休もう。
部屋まで送った後、そのまま俺も仕事部屋に戻った。
医者の仕事は終わったが、まだ別の仕事が残っている。
克耶が起きている間に、もう少し進めておこう。
&br;&br;／＊／ &br;&br;
''黒崎克耶のとの小笠原感想ログ履歴は[[【こちら】:http://blueblueblueblue.at.webry.info/200709/article_7.html]]''
**ソウイチロー・黒崎 [#bbe337d5]
http://blueblueblueblue.at.webry.info/200803/article_5.html
Ｌ：ソウイチロー・黒崎 ＝ ｛
ｔ：名称 ＝ ソウイチロー・黒崎（ＡＣＥ）
ｔ：要点 ＝ 優しい顔，眼鏡，白衣
ｔ：周辺環境 ＝ 黒崎
ｔ：評価 ＝ 全能力１９
ｔ：特殊 ＝ ｛
＊ソウイチロー・黒崎のＡＣＥカテゴリ ＝ 個人ＡＣＥとして扱う。
＊ソウイチロー・黒崎のみなし職業 ＝ 世界貴族，世界忍者，優しい死神，名医としてみなす。
＊ソウイチロー・黒崎のみなしＡＣＥ ＝ ヤガミとして扱う。
＊ソウイチロー・黒崎は黒崎克耶を守る行動の間、全評価に＋３修正される。
｝
ｔ：→次のアイドレス ＝ 黒崎克耶（ＡＣＥ），世界貴族（職業），プロポーズ（イベント）
｝
（全能力＋１）ＨＱ
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''世界貴族特殊''
＊世界貴族は白兵戦、近距離戦、中距離戦行為ができる。
＊世界貴族は白兵戦行為ができ、この時、選択によって白兵戦の攻撃判定は×2.25（評価２）出来る。
＊世界貴族はターンの頭に＋１億を国庫におさめる。
''世界忍者特殊：''
＊世界忍者は夜間戦闘行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は×2.25（評価２）される
＊世界忍者は白兵戦行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は×2.25（評価２）される
＊世界忍者は侵入行為ができ、侵入行為（判定：幸運）時、判定は×3.38（評価３）される。
＊世界忍者は建築物破壊ができ、このとき建築物の効果は無視される。
''優しい死神特殊：''
＊優しい死神は隠蔽に必ず成功でき、隠蔽を破ろうとする場合の判定難易に×5.06（評価４）を与える。
＊優しい死神はＩ＝Ｄに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、近距離戦の攻撃判定は×3.38（評価３）出来る。
''名医特殊：''
＊名医は治療行為ができ、この時、治療判定（（器用＋知識）÷２）を評価＋３補正することを選択できる。補正を選択した場合は燃料１万ｔを消費する。
＊名医は治療で幸運判定が求められたら幸運評価を評価＋２にして補正できる。（燃料は消費しない）
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白兵攻撃（２４）防御、移動（２２）
基本 ２０
世界忍者 ＋２
世界貴族（攻撃のみ）＋２
黒崎を守っていれば ＋３（２７）
黒崎を守って夜間ならば ＋２（２９）
近距離攻撃（２３）防御、移動（２０）
基本 ２０
優しい死神（攻撃のみ）＋３
黒崎を守っていれば、＋３（２６）
黒崎を守って夜間ならば＋２（２８）
中距離攻撃（２０）
基本 ２０
黒崎を守っていれば、＋３（２３）
黒崎を守って夜間ならば、＋２（２５）
医療
２０＋３＝２３
黒崎絡むと２６
幸運判定がきたら＋２できる
侵入行為時に幸運判定に＋３
隠蔽に必ず成功、破ろうとした時、判定難易度＋４
・装甲（体格＋耐久力）／２
・白兵戦（体格＋筋力）／２
・近距離戦闘（敏捷＋筋力）／２
・中距離戦闘（感覚＋知識）／２
・遠距離戦闘（敏捷＋感覚）／２
・医療（知識＋器用）／２
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しつこいけど何があっても
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しつこいようだが何があっても
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最後まであきらるつもりはない
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イラスト：黒崎克耶＠海法よけ藩国/イク＠玄霧藩国さん
文：黒崎克耶＠海法よけ藩国/日向美弥＠紅葉国さん
文：黒崎克耶＠海法よけ藩国/日向美弥＠紅葉国さん/（一部）城華一郎＠レンジャー連邦さん
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