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 海法よけ藩国ができた当時。

僕らは無邪気に笑って「初めての冒険」に出かけたっけ。
藩王曰く?「よけるためにはまず突っ込むこと」と宣言し、『藩王が死ぬとその国は滅亡する』って言われていたのに、自ら無謀な冒険を選択し、突っ込んで、そして危機をよけて、帰ってきた。

そんな僕らの、初めて自国を戦場とした「よけ藩国炎上>http://eyedress.at.webry.info/200703/article_46.html]]。
そんな僕らの、初めて自国を戦場とした[[よけ藩国炎上>http://eyedress.at.webry.info/200703/article_46.html]]。

相手の攻撃をうまくよけるはずの殿下やメビウスさんが撃墜されたり、りゅうへんげさんが作ったシャベルの材料は、実は事前に用意しておいたブルドーザーだったり、なんというか、みんなで予測していた未来を見事によけてたね。こっちも理力建築士がつくったぬり壁で必死に相手の攻撃をよけて。

おまけに襲ってきたオーマは、ゆかりさんそっくりで、みんなでびっくりしたね。しかもこっちの攻撃を華麗によけていた。
ああ、さすがは戦場が「森も自然も国すらもよける、よけ藩国」だけあって、敵も華麗によけていた。
最後には勝ったけれど、苦い勝利だった。当時、あのオーマのことはわからずじまいで……。
その後、陛下はいろんなことをして、死に行く道筋にあったゆかりさんを、死の運命からよけさせた。
残念ながら今、彼女は国にいないけれど、きっと必死で敵からよけようとしている、と思う

 今、僕らはたくさんの岐路の上に立ちすくんでいる。国の未来、人権問題、命の保護などなど。
でも、「よけの民」として、忘れちゃいけないことがある。

よけるべきこと、よけるためには突っ込まなければならないこと、よけてはならないこと。それをしっかり見極めること。
それこそが、「よけの民の心」じゃないかと思うんだ。
人種も、立場も、何もかもを越えて。
人種も、立場も、何もかもを越えて、よけるのではなく、平和と共に手をつなぐために。

(青にして紺碧)

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