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※錬金術師の要点
L:錬金術師={
 t:名称=錬金術師(職業)
 t:要点=薬品,ビーカー,難しい古い本
 t:周辺環境=研究室


師匠と弟子の会話 文:不離参 †

弟子:師匠、錬金術とは何でしょう?
錬金術師:科学から見て、昔の技術だな。
弟子:そうある意味マッドサイエンティストの親戚みたいなものだな。向こうは科学の最先端だが。
弟子:マッドの親戚って…。
錬金術師:まあまて。我々が錬金術で神に近づこうとしているのと。彼らが科学で神をつくろうとするのと。視点が違うが目指しているのは、人の幸せだ違うかね?
弟子:非常識のやりすぎは日常から外れて不幸です。
錬金術師:そうだな。それでも大事なものをもっている人には、必要だったりする。自分の持てる、全てをもってしても、手に入れたい何かがな。そこら辺は倫理の問題になる。
弟子:やれるからといってやって良いのか。技術には常につきまといますね。何でも在り(自由)に、どうルール(制限)をつけるか。
錬金術師:神が自分に似せて人を作ったように。人が人間をつくろうとする。人が神に近づくために。でもそれは、人が神をつくろうとするのとどう違うのだろうと思わんか?神の座に人間がつく。愚かな考えかもしれないが、親心とはそういうものかもしれん。
弟子:錬金術に親心が必要ということですか。
錬金術師:まあ、もともと在るものを、自力で再現しようとしてるからな。
弟子:在るものですか無いものではなくて。
練金術師:そうだな…、魂の練成も賢者の石ももとから在るものの再現だ…。そこがTLOの境界かもしれない…。そこら辺は、神話と心理学の領域になるかもしれんがな…。
弟子:TLOですか…。
練金術師:まずは、我々に出来ることを探そう。最初は、墨焼き小屋でも作るか?
弟子:結局そこからですか…。
練金術師:なにそのうち、やれることは増えてくるさ。若いお嬢さんが、魔術と練金術を融合させると、意気込んでたからな…。
弟子:混ぜたら危ないんじゃないですか…?
練金術師:やりかた次第だな…。心の問題だ。リューンには心がある。殺すのに心はいらない。自由に制限をつけるには…、守るのには心がいる。そういうことだと私は思っている。
弟子:心ですか…。
練金術師:…お前も婚期逃したなんて言って無いで、好きな人でも探したらどうだ…。空っぽよりは良いと思うぞ?
弟子:って、頭がですか?
練金術師:いや、心がだよ…。研究材料調達に行って来てくれるか?よけ鉄の川から砂鉄でも採取して来てくれ。

タイトル未定  文:りゅうへんげ [#u76a237c] †

理力使いA:「なぁなぁ、今度錬金術で生物資源の加工工場作るんだって?」
理力使いB:「ああ、なんでも魔法使いの就職対策らしいぜ?」
理力使いA:「え、魔法使いって、就職すんの?」
理力使いB:「……(こいつ今までどうやって生活してたんだ?)」
/*/
 今回、海法よけ藩国では錬金術師を取ることになった。
まず、錬金術の工場を作る計画があって、その役に立ちそうだから、
いくつもの取得アイドレス候補の中からダイスで決められたのだ。
 ええと、よけ藩国に於いてダイスで次のアイドレスを決めるのはいつもの事である。
人数も意見も多い中で不和を避けるための、優れた手法であった。

 ともあれ、錬金術師である。
布告はだされ、錬金術の開発が始まった。
方法は、公共事業式となった。広く国内から手法を集め、良さそうな物に予算を与えて作らせる方式である。
短期間で様々なアイデアが集まる優位性があるが、なにより予算を与える前にチェックする事で、
不慮の事故を避ける事が目的で選ばれた。
/*/
理力使いA改め研究員A:「で、具体的には俺達何すりゃいいの?」
理力使いB改め研究員B:「ん~錬金術って言う位だから、鉛から金を作りゃいいんじゃね?」
研究員A:「はっはっは、馬鹿だなぁ、鉛から金は出来ないよ。
      原子っていうのが違うって、先生言ってた」
研究員B:「(コイツからだけは馬鹿よばわりされたくねぇなぁ…ま、いっか)
      いやいや、そうでもないぜ?」
研究員A:「え~、無理だろ~?」
研究員B:「いいか、原子は陽子と電子と中性子から出来ていてな…」
研究員A:「いや俺、難しい話分かんないし」
研究員B:「(こいつ…)まぁ、これ読め」
【参考文献・今、理学部が面白い(http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kiyoshi.Shiraishi/lec/QGP.html)】
研究員A:「ええと、良く分かんないけど、無断リンクって不味いんじゃ…」
研究員B:「大丈夫。全ページリンク自由って書いてあった」
【理論物理学仮想研究所トップページ(http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kiyoshi.Shiraishi/index.html)】
研究員A:「すげえ。ふとっぱらだな!」
研究員B:「ああ、見つけたとき、ちょっと感動した」
/*/
 原子は原子核と電子からなり、原子核は陽子と中性子からなります。
原子は陽子の数によってなんの原子かがきまります。
(中性子が付くと同位体という物になりますが、元素記号は変わらないそうです)
 ポイントは、陽子に種別が無いことで、これは単純に陽子の数を合わせれば、
その原子になる事を意味しています。
具体的には鉛の陽子数と金の陽子数の最小公倍数を出して、その数の鉛原子を分解し、
金原子になるように調整して融合させる事で鉛は金に変わります。
 最新の科学では、鉛は金へと変わる。
つまり、源初の科学者であった錬金術師は、最新の科学者でもあるわけです。
 勿論、原子核の融合や分解にはもの凄いエネルギーが必要ですし、
陽子の融合をきちんとコントロール方法はまだ確立されていないのですが。
/*/
研究員A:「読んだ。でもこれ、凄いエネルギーがいるじゃん。一兆度の火の玉がいるんだろ?」
研究員B:「(宇宙恐竜かよ…)ああ。科学でやればな」
研究員A:「駄目じゃん」
研究員B:「まぁまて。俺達は理力使いだ。位置の交換は魔法の基本だろう?」
研究員A:「いやまぁ、それはそうだけど」
研究員B:「等価交換は錬金術の基礎だとTVも言ってた」
研究員A:「あ、それ聞いた事ある」
研究員B:「静的に物質操作できれば、そんなにエネルギーもかからないしな」
研究員A:「ほんとにそんなこと出来んの?」
研究員B:「任せろ!…ただ、ここから先は政庁に企画を通してからになるけどな」
/*/
摂政:「次ですが、錬金術関連ではこんなレポートが来てます」
藩王:「却下で」
摂政:「ええと。理由をお聞きしても宜しいでしょうか?」
藩王:「んー、今のままだと、資源を資金に変換だよね?
    資金は頑張れば何とかなる。欲しいのは資源だ。いまのままかあべこべだよ。だから却下」
摂政:「なるほどー」
藩王:「あ、でも、科学の応用から入ったのは良いね。
    今回のは使えないけど、発想はいい線いってるから頑張ってって伝えてあげて」
摂政:「かしこまりました」
/*/
研究員A:「いやぁ、駄目だったなぁ」
研究員B:「錬金術といえばこれだと思うんだが…まぁ、国の事情を考えてなかったのは失敗だったか」
研究員A:「ええと、資源が資金じゃ駄目なんだろ?」
研究員B:「ああ、求められてるのは、生物資源を資源に、だそうだ」
研究員A:「なら俺、いい考えがあるぜ?」
研究員B:「いい考え?」
研究員A:「ああ。つまり欲しいのは装甲材じゃん?
      なら金属じゃなくて、そうだな…例えば織物が装甲になれば良いわけだ」
研究員B:「それが出来たら誰も苦労してないと思うぞ?」
研究員A:「みんな頭が固いんだよ。精霊回路使えば良いじゃん」
研究員B:「ん。絶対物理防御のことか?」
研究員A:「それそれ、たぶん。
      ちょっと高く付きそうだけど、回路のところだけ真銀の糸を使ってさ」
研究員B:「行けそう、ではあるか…」
研究員A:「だろだろ?じゃあさっそく提出な!」
研究員B:「(なーんか、忘れてる気がするんだよな…)」
/*/
摂政:「陛下、この様な企画が上がって来ましたが…これは…」
藩王:「却下で」
摂政:「ですよねー」
藩王:「うん。前にNWCで話した警告がでてるアドレスとか、教えてあげて」
摂政:「了解致しました」
/*/
 無名世界観には、名前を言ってはいけないあの人が存在する。
力が強いものは、それに融合されやすいという性質があり、
特に心を持たない高評価の物は危ないとされている。
【参考文献・小笠原天気予報より、海法さんの警告
 リューンの意思を無視したこのプランが撥ねられたのは、当然の事だった。
/*/
研究員A:「いやぁ、すげぇおこられたなぁ」
研究員B:「あー…、そうだよ!前に読んだのに、なんで忘れてたんだ俺…」
研究員A:「まぁまぁ、そう落ち込むなって。危ないのよけれて、良かったじゃん」
研究員B:「とは言ってもなぁ…」
研究員A:「(こいつ…意外とうたれ弱いな)あー、で、どうする?」
研究員B:「どうするって、何を?」
研究員A:「あー…なんだろう?そもそも、何してたんだっけ?」
研究員B:「錬金術の開発だろう?」
研究員A:「なんのために?」
研究員B:「魔法使いが活躍する仕事を作って産業を復活させるのと、出来れば資源が欲しいからだと思う。
      レムーリアは帝国領だし、共和国にはなにより資源が足りない」
研究員A:「じゃあ、魔法で資源を掘り出す方法を考えればいいんだ。なんかない?」
研究員B:「なんかって言ってもな…、錬金術は無から有を作り出すものじゃないんだ」
研究員A:「じゃあ、魔法は?」
研究員B:「詠唱戦といって攻撃に使う。
      ええと、アラダの人達は魔法で色んな事が出来るけど、それは絶技と言って、区別されてる」
研究員A:「攻撃だけ?」
研究員B:「あ、いやまて。一度だけ攻撃以外の利用方法を読んだことがあるな。テンダイスだ」
研究員A:「それどんなの?」
/*/
 理力とは、最近の生活ゲームによると、
理という、脳内の回路みたいなものを使って瞬間的に効果を発動する物の様です。
また、魔法使い等が使うのも、詠唱戦という同じ言葉で表示されているので原則的に同じ物の様です。
 ルール上は攻撃にしか使えない理力ですが、
I=Dのエンジンが理力で動く等、次々と新しい事実が解って来ています。
【参考文献・アイドレスQAデータベースより】
 また、テンダイスに載ったゲームで、
ACE八神少年が理力を使って妖星号らしいロボットを作るシーンがありました。
【ゲーム結果:八神少年の救出
 なので、理力は土から必要元素を選別して取り出し、
予め決められた形に再構成する事が出来るようです。
/*/
研究員B:「というわけだ」
研究員A:「へえ、凄いじゃん」
研究員B:「とはいえ、土の中から何かを持ち上げるだけじゃなあ…」
研究員A:「いやいや。土から鉄だけ掘り出せるんだろ?楽勝じゃん」
研究員B:「土の中からっていっても、鉱脈でもない限り、まばら過ぎて量が取れないだろう?」
研究員A:「あ、駄目なの?なんだ、魔法だ理力だってもたいしたこと無いね」
研究員B:「む、そう言われると腹立つな…
      (要は、まとまった鉱物のまとまりがあればいいんだよな。メッキでも何でも、分離して集められるわけだし)」
研究員B:「・・・・・・そうか、避け河だ!」
研究員A:「なにそれ?」
研究員B:「よけ藩国には避け河があった!」
研究員A:「(とうとう壊れた?)」
/*/
 避け河とは、海法よけ藩国の設定地形で、要点の鉄の川の事です。
避け鉄が流れているようですが、今まで有効活用された事がなかった事を考えると、
きっと普通に掘ろうとしてもするりと避けるのでしょう。
砂鉄か、あるいは水銀のような液体金属なのかも知れません。
#よけ藩の特産品は、大抵なにか避ける能力を持っているのです。
【参考文献・EV105等用、よけ藩にあるものリスト
 研究員Bは、どうやら避け鉄を特定して引き上げる理力を作成する気の様です。
/*/
研究員B:「これならいける!」
研究員A:「あー、でも大変じゃね?資源で使うなら1キロ2キロじゃないんだろ?」
研究員B:「そうだな。なら、機械の力を使えばいい」
研究員A:「機械って、未婚号?」
研究員B:「いや、資源掘るのに資源使っちゃダメだろう。使うならアレだな。ミチル」
研究員A:「ミチルって何?」
研究員B:「農業機械だ。チルを二個一して作ったから、ちるちるで、ミチル」
【参考文献・農業機械
研究員A:「へぇ、アレってそんな名前だったんだ。
      でも、普通に使っても避け鉄って掘れないんだろ?」
研究員B:「ああ、だから改造する。トラクタービームが撃てるように」
研究員A:「無茶ゆーな!」
研究員B:「無茶なものか、八神少年は地面から物質を持ち上げてたし、出来るはずだ」
研究員A:「ええと、つまりアタッチメントを新規に作って取り替えるんだな。
      川の水と避け鉄とその他の物の中から、避け鉄のみを引き上げるように理力回路組んで、
      エネルギーは農業機械のを使う」
研究員B:「そうそう。なんだ、ちゃんとわかってるじゃないか」
研究員A:「そりゃ、付き合い長いからな…だが、それだと魔法使いしか乗れないんじゃないか?
      誰でも理力使えるようになるのはまずいだろう」
研究員B:「まぁ、そうなるな。アレはもともと未婚号に異世界技術を取り込むためのテストベッドだったんだし、
      本来に機能を取り戻すということで、いいんじゃないか?」
研究員A:「(こいつが調子に乗ると、ろくなことにならないな…)
      ええと、農業用はどうするんだ?農家の人乗れないだろ?」
研究員B:「まぁ、改造するのは全部じゃないし、魔法使いに職を与えるという目的にも適っている。
      そのうち、避けキャベツや避け鳥の卵だけ拾えるアタッチメントを作っても良いかもなぁ」
研究員A:「そ、それは伝統農法が廃れるんじゃ…」
研究員B:「魔法が使えれば素人でもやれるから、収量は上がるだろうけどな…まぁ、効率より大事なものもあるか」
研究員A:「そうそう、わかってるじゃん」
研究員B:「まぁ、とにかく企画書まとめて提出しようか。ボツならまた別のを考えるさ」
研究員A:「(あ、ちょっと前向きになった。難儀なやつだなぁ…ほんと)」
/*/
 数週間後。避け川で試運転が行われた。
新規のアタッチメントを取り付けられた水陸両用ミチルは、うんうん唸りながらも見事避け鉄の引き上げに成功した。
この成功により、研究員AとBは錬金術師へとクラスチェンジした。
森国人+魔法使い+理力使い+理力建築士から、森国人+魔法使い+錬金術師+理力建築士への変化である。
 錬金術の極意とは、様々な秘儀を通して自らの魂、意思を練成して神に近づく事にある。
様々な失敗を経た二人が、それを通して少しでも成長したのであれば、二人は確かに錬金術師であるといえるだろう。
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研究員A改め錬金術師A:「なぁ」
研究員B改め錬金術師B:「なんだ?」
錬金術師A:「俺たち、出世したんだよな」
錬金術師B:「出世とは少々違う気はするが、まぁ、新しいステップへは進んだな」
錬金術師A:「じゃあ、なんで」
錬金術師B:「?」
錬金術師A:「毎日毎日、日の出から日没まで砂鉄を掘ってなきゃいけないんだーっ!!」
茜色に染まる避け河に、今日も錬金術師の声が響き渡った…(めでたしめでたし)。

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