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国民の皆様へお知らせです。

この度、海洋よけ藩国は共和国技術安全規定に参加することとなりました。

技術安全規定とは、以下の事柄についての研究・開発を、藩国政府、藩王会議、大統領府による厳密な許可制および一部に関しては禁止とするものとなります。

1:知類に含まれる生体を部品としての組み込みの禁止
2:兵器・研究目的での自己学習についての研究
3:兵器・研究目的での自己増殖についての研究の禁止
4:敵性兵器等の異文化技術の民間での研究の禁止

1は心持つ知類が体の一部または全部を部品として利用されることを禁止し、最初から、部品として利用されるべく知類を生み出すことも禁止するものであります。
(脳などを含まない)クローン医療に関して直接禁止するものではありませんが、そうした医療が社会的な問題や被害者を作る場合は、それぞれの法律で対処します。

2、3に関しては、以下の理由から禁止し、一部のみ許可制とします。
a:ゴートホーンに生体脳が使われていたように、非良心的なライフサイエンスの運用につながりかねないこと。
b: ラーニングの研究は心の研究につながり、心持つ存在を一方的に、道具として使役、運用することにつながりかねないこと。
c:どのように変化、進化するかが予想しがたく、起きうる問題が事前に予想しがたいこと。黒曜子事件やマンイーター事件のような危機が起きうること。

4はセキュリティや技術暴走の危険を未然に防ぐためのものとなります。

NWの同胞として機械知類が存在します。機械知類に心があり、自己学習、自己増殖することは問題ありません。
一方で、そうした心あるもの、心につながるものを、兵器や道具として作成、運用することにつながる研究は禁止いたします。

以上、よろしくお願いいたします。
&tag(1007,T16,政策,提出済み);
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