●EV116作戦 〜わんにゃん合同大作戦〜 2008.06.21 海法 紀光 1)作戦骨子 1)−1:奇襲作戦。  星間リンクゲートおよび航路数の高い部隊で、敵に迎撃体制を作らせずに一方的に攻撃し、主戦力を破壊することで膠着以上に持ち込む。 『1)−2:足止め作戦  低軌道での戦闘に持ち込まれる前に火星沖、それより遠方の宙域で戦闘を開始する事で藩国への空爆をなくす。』 2)主目的 2)−1:空母および搭載機 奇襲を持って、発艦前に、できるだけ多くの空母を破壊する。 空母と共に、爆撃機、I=Dを壊滅させれば、各種防空システムにより、上陸は不可能。 要塞のみで戦闘はできない。 2)−2:揚陸部隊を持つ要塞 もし、空母および搭載機を完全破壊できた場合、要塞機への攻撃を検討する。 『要塞機の破壊が難しければ推進力部分を集中して破壊して低軌道まで移動させないようにする。』 3)手順 3)−1−1:奇襲部隊 〜木星付近〜 蝦天号(6+2航路)に、航路ブースト可能な機体を搭載(フェイク3、ラスターチカ、雷鳥号)する。  木星および各種衛星の死角をついて蝦天号でそこまで移動し、各機体の航路で回り込みを行う。  予想外の位置からの死角からの奇襲で、装甲空母、および、それを護っていると思われる、防空艦を破壊する。可能であれば偵察艦も破壊し、後続の奇襲を助けた後、敵反撃が来る前にすみやかに待避する。 3)−1−2:攻撃目標 1.装甲空母 2.偵察艦 3.防空艦(おそらく、装甲空母を護っているので先に倒す必要があると思われる) 蝦天号に、フェイク3、雷鳥号1部隊。 防空艦18部隊全部を倒すのではなく、穴を開けて、装甲空母を倒す。 フェイク3部隊とバンドをすることで、装甲を稼ぐ。 3)−2−1:本隊  残りの部隊(T−STS打ち上げ組、暴風、初心級および搭載機)が合流し、残敵の掃討を行う。『暴風は超遠距離攻撃が可能な為奇襲時に攻撃が届く可能性があります。』  基本は、暴風とバンドをすることで、装甲を稼ぐ。  情報戦部隊で、パッシブに得られる情報から、敵の性能を分析する。奇襲部隊から送られてきた交戦情報も参照する。  具体的には、敵部隊を足止めするには何を潰せばいいかを調べる。 a.I=D、爆撃機は、単独でテラまで移動できるか? b.揚陸能力を持つと思われる要塞を足止めするには何が必要か? 3)−2−2:攻撃目標 1.装甲空母 2.巡洋艦 3.要塞艦 4.各種搭載機(攻撃しないと装甲判定がまずい場合があると考えられる)  大型I=Dおよび爆撃機に関しては、単独で地球軌道まで移動できる航路修正を持っているかどうかを確認し、持っていなければ一旦無視する。  ただし、攻撃に耐えるのが難しい場合は、先に破壊する必要もあるかもしれない。  情報戦部隊から得られた情報に従って、優先順位は変更の可能性あり。 4)情報共有について  本隊には、越前藩国情報部が乗り組み、蝦天号には、ゴロネコ藩国駐在、東原恵が乗り組む。  東原恵の「通信障害を受けずに無限距離との通信が出来る」能力と、彼女のオペレート能力で、本隊と連絡し、情報支援を受けつつ奇襲を行う。 5)各種f: f:宇宙戦= { 側面:加速、減速、回頭、進路変更のすべてに燃料を必要とする。 側面:惑星、その他の位置関係で、最適軌道要素が決定される。 側面:最適ルートが計算可能で、また、一旦決めたルートを変えることが難しい。 側面:会戦地帯を予測しやすく、予測されやすい。 } f:大艦隊= { 側面:全艦船が同じ速度、ルートで動く必要がある。 側面:ルートを変更する場合、最も機動性の低い艦船に合わせて変更する必要がある。 側面:一旦決めたルート、向きを変えるのが大変に難しい。 側面:存在を隠蔽しにくい } f:航路に余裕がない= { 側面:ルートを変更できない。 側面:奇襲に対応できない } f:航路に余裕がある= { 側面:ルートを変更できる 側面:奇襲が行いやすい } f:敵はテラの施設情報を得ている= { 側面:ヘイムダルの眼についても知っていると考えられる。 側面:偵察されていることを知っている 側面:奇襲を警戒する理由がある 側面:こちらの航路数を計算し、常識的に奇襲可能な地点から奇襲に備える。 側面:それよりさらに遠くの位置でなら、十分に奇襲の可能性がある。 } f:敵部隊={ 側面:大艦隊である 側面:奇襲に対応するのが難しい } f:本隊= { 側面:大艦隊である 側面:軌道が予測しやすい 側面:敵も本隊との会戦を予想している 側面:速度を最大限に設定することで、本隊が奇襲を狙っている、と、思わせることができる。 側面:本隊に対して準備している敵に対し、先行する奇襲部隊が奇襲しやすい } f:奇襲部隊= { 側面:大蝦天号一機編成(+搭載機)である。 側面:見つかりにくい。 側面:大量の余剰航路を持っている。 側面:軌道要素の変更が可能である。 側面:大蝦天号は、EV114が始まってから緊急に取得した。 側面:天領共和国地上部隊が集めた情報に入っておらず、敵の予想戦力にない可能性が高い。 側面:奇襲しやすい。 } f:奇襲部隊搭載機= { 側面:全機、余剰航路を持っている 側面:軌道要素の変更が可能である 側面:有利な角度からの奇襲が可能である } f:奇襲位置= { 側面:木星軌道である 側面:木星は63の衛星を持つ 側面:小惑星帯を持つ 側面:燃料、航路を余剰に消費する場合、奇襲が可能な軌道、角度が多数存在する。 側面:隠蔽しやすい。 側面:奇襲しやすい。 } f:指揮系統= { 側面:帝國軍元帥である悪童四季が、エチオピアに搭乗し、全部隊を指揮している 側面:東原恵を通じて、奇襲部隊にも連絡・指揮が行える。 側面:様々な藩国を回った悪童四季は、帝國、共和国、双方から人気と信頼を得ている。 側面:暴風、初心のオペレート能力、越前オペレーション部隊の搭乗で、悪童元帥の指揮をサポートできる。 } f:オペレート= { 側面:初心級は輸送した部隊に、オペレートで+4の修正を与えることはできる。 側面:これは初心級に搭載可能な量の部隊に、事前の情報交換、打ち合わせと、事後の通信手段で、オペレートを与えていると考えられる。 側面:搭載量、情報交換、通信手段が与えられれば、直接輸送しなくても、修正を与えることは可能である。 側面:EV116は全国聯合扱いであり、事前の情報交換、打ち合わせは可能である。 側面:蝦天号の東原恵の能力で通信手段をクリアできるので、蝦天号も、初心級のオペレートを受けることができる。 }