小笠原 天気予報

i言語がすぐ書ける(ほんと。嘘ついたら針千本呑ます)第1回

或いは「i言語ってどっから来たの?」 bookmark

by海法 紀光

気がついたらi言語 bookmark

 アイドレス2になって「i言語」というものが出てきました。なんだかよくわからんが、変な書式と記号が、あちこちに出るようになって、困ってる方も多いと思います。
 さてさて、なんで、こんなことになったのでしょう?

アイドレス1のルール bookmark

 アイドレスをプレイしていた頃を思い出してください。
 アイドレスには色々なことをするゲームなので、色々なルールがあり、しかも、状況の変化に合わせて、ルールも追加変更されてゆきました。

 でまぁ、ルールが出て、ぱっと分かったら良かったのですが、そこはお互い人間のすること。やっぱり言われて意味がわからなかったり、意味がわかっても実際使う段になって解釈が分かれたり、てなことが多かったと思います。

 そんなこんなで大きなイベントの前になると、芝村さんとの質疑がつきものでした。

質疑をまとめよう bookmark

 毎回、毎回、質疑してるのは、大変ですね。まぁ質疑があるのはしゃーないとして、できるだけ少ない回数で済ませたい。それに、質疑の結果が断片的に掲示板とかに載ってると、集めるのが大変です。

 ここんとこ、もうちょっとうまくできないかな?
 というわけで、できたのがi言語です。

 Q:え、それだけなの?
 A:だいたいそれだけです。

まとめ方 bookmark

 芝村さんの考え方は、こうです。
 ルールに質疑はつきもの。じゃぁ質疑の内容自体もルールに含めちゃおう!
 これだけです。

 実際に見てみましょう。
 例えば、アイドレス1のルール( ルールブックオブ電網適応アイドレスVer0.75)から引用します。

○藩国の地勢
 藩王の魂の故郷が同じ、もしくは隣接都道府県の場合、それらは隣国してリンクされていなければなりません。

 これに対して、cwtgで、こんなQAが出ています。

Q:
魂の故郷の単位は道府県で良いでしょうか?
A:
はい。

 これが別々にあると面倒なので、一緒に記述しちゃいましょう。

○藩国について
・藩国の地勢について
 藩王の魂の故郷が同じ、もしくは隣接都道府県の場合、それらは隣国してリンクされていなければなりません。
・地勢に関する質問
Q:魂の故郷の単位は道府県で良いでしょうか?
A:はい。

 他にも質問が増えたら、こんな感じで足していけばいいわけです。
 こうやって、ルールをずらずら書くと、「○藩国について」の範囲がどこからどこまでかわかりにくくありますよね。ですから{}でくくって範囲をわかりやすくします。

藩国{
#・藩国の地勢について。
#藩王の魂の故郷が同じ、もしくは隣接都道府県の場合、それらは隣国してリンクされていなければなりません。
#・地勢に関する質問
#魂の故郷の単位は道府県で良いでしょうか?
#はい
}

 はい。こうすると、i言語です。上に書いたのは、i言語の構文として完全に正しいものです。

ここまでのi言語まとめ bookmark

 何かについて説明したい時は、{}でくくる。
例:海法について説明したい場合。

海法
{}

 #をつけて、その内容を書く。
例:

海法

#海法よけ藩国の藩王であり、この記事を書いている。
#酒も飲むが甘いものも好き。
#小説とか書いてる人です。

こんな風に思いついたまま箇条書きにしてもよいですし。

海法

#海法とは、海法よけ藩国の藩王であり、この記事を書いている人物である。酒も飲むが甘いものも好きで、小説なども書いている。

てな感じで、続けて書いていってもかまいません。書きやすいのは前者で、読みやすいのは後者ですね。

 これであなたも今からi言語が書けます。
 ほんとよ?

ちょっと待って。なんか変な記号とかなかったっけ? bookmark

 ありますね。
 f:とか、t:とか。
 これも、要するに質疑応答をわかりやすくまとめる工夫の一つです。
 でも、f:とかt:とか知らなくてもi言語は書けます(ここ、超重要!)。
 i言語というのは、要するに、わかりやすくまとめるためにあります。

 よくわからん記号で、なんだかわかりにくくなるとしたら、そんな記号は使わなきゃいいのです。

 このへんの記号も、意味がわかると便利に使えるようになります。
 そのへんは次回!

今回のまとめ bookmark

i言語がすぐ書ける(ほんと。嘘ついたら針千本呑ます)第1回

#i言語は、質疑応答をまとめて読みやすくするために作られました。
#i言語は、{}と#だけで全部書けます
#他の記号は知らなくてもOK

 すぐ書けるようになったよね?
 ならなかったら、是非、海法まで連絡ください。一緒に改善してゆきましょー。

質疑応答 bookmark

ここでは、いただいた質疑応答を追加しています。

Q:{ } の存在意義がわかりません。必要なんですか?
A:理論上は、区切りが、はっきり分かれば、どんな記号でもOKです。{}にしたのは、入れ子を記述する時に便利だからです。

 アイドレスのルールなのですが、ルールの中に色々なルールがあり、その中にさらにルールがあり、と、言った入れ子形式になっています。

○アイドレスのルール
  ○アイドレスの藩国経営ルール
    ○藩国経営ルールの、藩王関連ルール
    ○藩国経営ルールの、資産管理ルール
  ○アイドレスの戦闘ルール
    ○戦闘の判定ルール
    ○戦闘の補給ルール
(以下色々)

 {}を使う場合、以下のように表せます。

アイドレス
 藩国経営ルール
  藩王関連ルール{}
  資産管理ルール{}
 
 戦闘ルール
  戦争判定ルール{}
  補給ルール{}
 

 これだと、外側から{}を追っていけば、どこのルールが、どこに入ってるかとかを追うことができるので便利なんですね。
 htmlファイルのタグみたいなもの、というと、わかりやすい人もいるかもしれません。
 そんなこんなで{}が採用されています。

Tag: i言語 チュートリアル