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2009年3月25日、施設復興の設定文を追加

L:ダム = {
 t:名称 = ダム(施設)
 t:要点 = ダム,貯水湖
 t:周辺環境 = 森,動物
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *ダムの施設カテゴリ = ,,国家施設。
  *ダムの位置づけ = ,,{生産施設,軍事施設}。
  *ダムの面積 = ,,3000m2。
  *ダムの食料生産 = ,,(生産フェイズごとに)食料+15万t。
  *ダムの決壊能力 = ,任意発動,決壊させることで川沿いでの戦闘での味方に<ダムの決壊>を付与する。この能力はターンに1度しか使用できない。
  *ダムの特殊修正による制限 = ,,<*ダムの決壊能力>を使った次のターンの生産フェイズでは<*ダムの食料生産>を使用することはできない。
 }
 t:→次のアイドレス = 謎の釣り人?(ACE),本郷義明(ACE),玖珂ほむら(ACE),ネコリスファミリー(ACE),秘密戦艦の発掘(イベント),岩舞台(施設)

L:ダムの決壊 = {
 t:名称 = ダムの決壊(定義)
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *ダムの決壊の定義カテゴリ = ,,判定補正。
  *ダムの決壊の判定補正 = ,,攻撃、評価+8。
 }


【ダム】(フレーバーテキスト:嘉納)

 風光明媚、治水抜群であり、よけ藩国の食の安定を保つダムには、まるで自然の神のように寄り添うがごとく鳥たちが集まり、豊かな光景を醸しだす。

 しかし、それはみせかけの美しさ。その身に刻まれた、「巌」と「頑」の文字は意思ある男子を意味し、それは退かぬこと、媚びぬ事、一切の哀しみを省みずという意味が込められた、そうこれが藩国最終兵器「ダム」なのだ。
 
 星を砕く激流に据えられし、これがよけ藩国のダムの姿である、そのダムが決壊すれば敵を全て粉々に砕き、そのダムもまた、自ら大きな痛手を負うだろう。ああ、されど、されどダムは戦う。故国のため、夢のため人々のために、あああああ、ココが所謂正念場。よけ藩国ダムが動く時、それはつねに最後の正念場。

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1268.jpg

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1269.jpg
(イラスト:2点とも森沢。上は文字なし、下が文字あり)


4月25日追記。フレーバーテキスト:よっきー

海法よけ藩国の治水を担い、また森の動物たちの憩いの場ともなっているダム。
時には壁面に描かれている構造材強化用呪法である「頑」「巌」の字を消すことで
自己崩壊を起こし、その圧倒的な質量によって本土防衛の最終兵器となる。

だがそれはあくまで表の顔に過ぎない。

このダムの本来の機能は、その湖底深くに隠されている。
首都付近の格納庫や整備工場、藩国東端の辺境基地との間を地下通路で結び、
有事の際の司令部として機能すべく整備された秘密基地なのだ。

この秘密基地をカモフラージュするために建設されたダムではあるが、
仮にこの秘密基地を攻められたところでそう簡単に落ちることはない。
もちろんその外壁は非常に強固に建設されており装甲板としての機能を十二分に果たす。
また直上からの攻撃も、分厚い水の層に阻まれて湖底に届くことはない。

もちろん首都防衛のためにダムを決壊させたあとは装甲能力は低減するが、
湖底の分厚い岩盤が残っている以上、生半可な攻撃は受け付けない。
さらには、ダムの排水口下からは直掩機発進用のカタパルトが展開し、
ダム周辺での戦闘に即時対応することもできるのだ。

また、現在は配備されていないが飛行可能な機体が導入された暁には、
ダムのカタパルトから加速して機を射出することにより、
1分以内に首都周辺へと増援を送ることができる。

また、地下通路には直通のトラムが走っており、
首都からの避難民を迅速に秘密基地深部のシェルターに大量輸送することができる。

これら万全ともいえる機能を備えたはずの秘密基地であるが、
さらなる改造工事が行われていると言う情報も一部には流れている。
いったいこの上にどんな機能を付加するのか。
すべては未だ謎に包まれている。


以下、4/29追加。

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1330.jpg
(ダムの放水口付近に何かが……)

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1328.jpg
(こちら俯瞰。ダムの放水口付近に何かが……)

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1329.gif
(何かが……飛び出してる!/上3枚とも絵:森沢)


【ダム内の秘密】(青にして紺碧)

「では、新米せいび……もとい、新任テストパイロットの皆さん。ここが、第二整備工場です。このダムの中に皆さんを連れてくるのは、初めてでしたね」

整備と掃除でくたくたになった新人たちは、摂政:青にして紺碧の先導の元、地下通路のトラムから、ダムの中に隠された第二整備工場へ。大型の機械も楽に整備できるほどの広さを持ったそこにはなぜか、救急車が3台配備されていた。

「さて、ご紹介しましょう。こちらが、よけ藩国の誇る最新の医療機器を搭載した、特殊救急車です」
「摂政殿……見たところ普通の救急車のようですが、これのどこが特殊なんですか?」
「空を飛びます」
「嘘っ!?」
「というのは半分本当で、半分嘘です。皆さんは、このよけ藩国の大地の大部分が“避け森”と呼ばれる深い森であることはご存知ですよね?人間さえも避け、勝手に地形を変えるこの特殊な森で、私たちは生活をしていますが……こうしょっちゅう地形が変わってしまうとですね、いくら道路を整備しても追いつかないし、森の奥の住人で急病人が出た場合、医療活動が間に合わないんですよ。それでですね、急病人の下に急行する、片道の時間だけでも短縮させようと考えた方がいましてね」
「もしかして、あのカタパルトって……」
「そのとおりです。あのカタパルトで、救急車を現場に向かって打ち出すんですよ。だから、空を飛ぶ、というのは、半分本当なんです」
「うへぇ」
「もちろん、救急車の中には最新の医療機器、延命装置、薬品、その他もろもろを搭載しております。ただ、困ったことに、空を飛ぶような乗り物ですから、運転手がなかなかいませんで」
「はぁ」
「そこで、あなた方テストパイロットたちに白羽の矢を立てました。平時はこちらで交代制で勤務していただいて、緊急時には救急車の運転手として出場してもらいます。I=Dではありませんが、空飛ぶ乗り物に乗れる、ってことで勘弁してください」
「うあー……第一整備工場で延々と整備やってるよりは、こっちの方が楽しそうかも」
「いずれはわが国に配備される予定の独自兵器も、構想次第によってはここから発進するかもしれません。まだ、プランニングの段階ですがね」
「やるやる!俺やるよ!救急車の運転手!」
「俺も俺も!」

一斉に、新人たちの手が挙がる。そんな中、ある者が質問の声をあげる。

「えっと、カタパルトで救急車を打ち出す、と言いましたが、患者のいる方角や場所ってどうやって調べるんですか?」
「私たち森国人には、“瞑想通信”というものがありますね。そして、マザーコンピュータの“ぜのすけ”も。ですから、まず瞑想通信を使って患者のいる地点を連絡してもらい、そのデータをぜのすけが解析して、救急車のGPSとここの管制室に転送。そのデータを用いて、救急車を到達地点に向けて打ち出します。帰り道も、このデータを元にぜのすけが演算し、救急車にフィードバックするので、短時間で病院に輸送可能なんですよ」
「ほほう、なるほどー」
「でも、1つ問題がありましてね」
「何ですか?」
「今のところ、この救急車、出場したの1回きりなんですよ。よけ藩国の皆さんは健康でいらっしゃるから」
「ぶほあっ!?」
「いやー、開発した当時はいいアイデアだと思ったんですけどね。いまやすっかり、国税の無駄遣いですよ、はっはっは」
「はっはっは、じゃなーい!」

(終わり)

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1341.gif
(飛び出す何かは特殊救急車/絵:黒崎克哉&森沢)

http://nyan2.amatukami.com/bbs/data/1340.jpg

(ダム内にある、第二整備工場。運用方法が特殊なため、救急車は第一ではなくこちらに配備されている/絵:黒崎克哉)

土壌汚染からの復興 †

砂…。砂…。砂…。見渡す限り一面の砂…。そして、いたるところに生い茂る世界樹。信じられないほどの生育を見せたそれは、根元から結晶化し錬金術の廃棄物からでた、霊的汚染を浄化していった。汚染物質を吸収無毒化して、許容量が超えたところで結晶化。砂となって、この砂漠を形成しているようだった。
「…命があるなら、まだやり直せる。まずは、ライフラインの復旧からだ…。」
不離参は、政庁からダムの復旧を命じられ、数名の森国人+魔法使い+理力使い+理力建築士のアイドレスに身を包んだ職員と、猫士達とともに現状の確認に来ていた。
「駄目か…。土壌汚染の影響で、ダムがボロボロになってる。どうしましょうか?ヘタレさん…。」
ダムの壁面を調べながら、不離参がヘタレに助言を請う。
「うーん。ダムが決壊する前に放水しておけたから、決壊による被害は出なかったですが、ダム自体は基礎から作り直しですね…。」
ヘタレが、脆くなったダムの壁面を叩くと、壁面がボロリと崩れ落ちた。
「この人数で、基礎から作り直しですか…。」
不離参が、職員と猫士達を見回してそう言った。
「確かに無謀と言えるほど大変ですけど、ただ見ているだけというわけにはいきません。千里の道も一歩からです。頑張りましょう!」
ヘタレが、そう不離参を励ます。
「はい。今は国民のみなさんも、ほとんど行方がわからないですが、戻って来てくれたとき、生活に困らないように、なんとかしないとならないですね…。」
不離参は、そう言うと、帰って来てくれる国民のために仕事を始めた。

/*/

理力建築士といえど、少人数であったので、復旧工事は困難をきわめた。まず、ボロボロになった部分の撤去作業が行われていた。
「ヘタレさん、そちらお任せします。猫士さんは、こちら手伝っていただけますか?」
「にゃー!」
了解した猫士が、不離参の手伝いにまわる。
「よし、この大物を片付けましょうか。」
不離参は、巨大な岩の塊の撤去に取り掛かることにした。
「猫士さん、お手伝いお願いします。いきますよ!」
不離参達は、大岩を動かし始めた。しかし、長期間にわたる重労働による疲労が原因で、注意力が散漫になっていたのであろうか。大岩に亀裂が入ると、一部の岩が不離参めがけて落下しようとした。
「不離参さん、危ない!」
それに気付いたヘタレが、不離参に警告する。しかし、ヘタレの位置からでは、不離参を助けられない。
「えっ?うわあっ!」
不離参に岩が襲いかかった。
「不離参さ~ん!」
ヘタレは、急いで不離参に駆け寄ろうとした。そして、気が付いた。
「はははっ。危ない危ない。最強の援軍登場ってか?まったく…。やってられないな…。」
見ると数名の森国人+魔法使い+錬金術師+理力建築士の国民が、岩を理力で押しとどめ、不離参を守っていた。

/*/

不離参は、仮設テントに休息に来ていた。
「俺は、メイヤー・バルセル、錬金術師だ…。よろしく。」
さきほど不離参を助けた森国人がそう自己紹介した。
「私は、不離参と申します。助けていただいて、ありがとうございます。」
不離参は、メイヤーに感謝の意を告げると、話しを続けた。
「みなさん、工事を手伝っていただいているようで、ありがとうございます。助かります。」
不離参が深々と頭を下げる。
「なに、自分達で蒔いた種だ…。自分達で刈り取るさ。たとえ命じられて蒔いた種であっても、上手く行かなかったら、アンタは全部他人のせいにするのかい?違うだろう?」
錬金術師であるメイヤーは、そう言った。
「はい。ありがとうございます。」
「だから俺達は、錬金術を封印して、理力建築士としてここにいる…。」
メイヤーは、そう言って不離参に微笑むと話しを続けた。
「正直、お前達が施設の復旧を始めてなかったら、俺達は出てこれなかったがな。」
「私達がですか?」
「ああ。今回の騒ぎの元凶がウロウロしてたら、何されるかわからないだろう?たとえ第7世界人だろうと、俺達より危ない状態の奴らが働いてるの知って放っておけるかよ。」
メイヤーはそう言うと仮設テントから外を眺めた。外には砂漠が広がっていた。
「汚名を返上するために、俺達は大錬金術を開発する。そのために、今ここにいる。さて…。俺達も手伝うか?」
「はい。」
不離参がメイヤーに促されて、仕事を始めようとしたその時、ヘタレから、瞑想通信が入った。
『不離参さん。また、国民さんが手伝いに来てくれました。少しずつですが、戻って来てくれている人がいるそうです。』
『わかりました。ありがとうございます。』
不離参は、メイヤーに微笑んで言葉をかけた。
「行きましょう。『みなさん』待っておられます。」
「ん?ああ。」

/*/

それから手伝いも少しずつ増えていったこともあり、しばらくして、よけ藩国の治水と首都防衛、救急の要である、ダムは復旧された。
「ひと仕事終了だな。次は大錬金術だ…。頑張らないとな。」
メイヤーは、そう不離参に言った。
「私達もお手伝いします。何かあれば、遠慮なく言って下さい。」
「ああ。その時は、よろしく頼むよ。」
メイヤーは、笑うと話しを続けた。
「アンタもまだまだ仕事あるだろ?…俺達はもう行くからな。頑張れよ!」
「はい。まずは、植林からでも始めることにします。お気を付けて…。」
不離参は深々と頭を下げると。ヘタレ達とともに、よけ藩国の復興作業を続けることにした。また、緑と森が戻って、国民のみなさんが安心して暮らせるのを願って。
(不離参)


L:ダム

Tag: アイドレス 施設

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Last-modified: 2011-05-21 (土) 06:23:40 (2892d)