この項のまとめ

・森を残して海へ出よう!

コンセプト

森を残して海へ

「得られた利益で民間投資と税制改革を行い、それで活性化のサイクルを作ってさらに……」
「……早めに会計士やとったほうがいいですよ?」
──帳簿が苦手な藩王


 巨大ドックを中心に工業化を進めてきた海法よけ藩国だが、それにも限界があった。工業化が進めば進むほど、森は失われ、森国人らしい生活から遠のいてゆく。時代の流れとはいえ、際限なく受け入れることで、国の文化が失われることは望ましくない。

 そこで考えられたのが、海への進出である。

完成予想図 完成予想図(拡大)

 森を、国土を保存したまま、産業を興すために、海面を利用する。幸い、海法よけ藩国は島国であった。海に生活圏、産業圏を拡げるために考えられたのがメガフロートである。
 メガフロートを居住区として拡げる。
 魚礁として、漁業振興とする。(注1)
 太陽電池によってエネルギーを賄う。

 この3つから、第一弾として選ばれたのが、太陽電池である。
 巨大ドックの膨大な生産力を生かし、太陽電池を搭載したメガフロートを量産する。
 広大な海を生かし、太陽電池を並べることで、電力を起こす。
 そこから得られる利益を国民に還元し、国内のエネルギーを安価にし、各種産業の活性化(注2)を狙う。

 これが今回の産業育成準備のコンセプトである。